はじめに
アクションカメラ、AKASOのV50Xをトリシティに車載して、それで撮影した動画を通して気付いた点等をレビューしています。安価な割にはきれいに撮影出来て、手ぶれ補正に優れたこのアクションカメラとなっており、とりあえず初めてアクションカメラを使いたいと思っている方にはお勧めです。
アクションカメラ選び
YouTubeでモトブログ動画をよく観るのですが、いつかは自分もやりたいと思っていました。そうなると、それ相応の機材が必要になってきます。一般的なのはGoProを使っている方が多いと思われます。しかし、5万円以上もするため、そう簡単に購入出来るものではありません。そこで、いわゆる安価な中華アクションカメラの中から、様々な動画、レビュー記事を参考にした上で最終的に候補として残ったものが、AKASOというメーカーのV50Xという機種です。
この機種にした理由ですが、まず1万円程度という比較的安価である事、4K撮影も可能である事、手ぶれ補正に優れている点が挙げられます。と言っても、おそらく4K撮影はしない可能性が高いです。動画編集の扱いやすさとファイルサイズの大きさを考えると、1080Pもあれば十分かなと思っています。
また、モトブログで走行動画を撮影しながら音声も録音するとなると、それなりの装備が必要になります。なので、モトブログと言うよりは、アクションカメラは映像撮影専用として扱い、音声はアテレコにすればいいかなと思ったのも、この手のアクションカメラを選んだ一因です。
AKASO V50Xの製品紹介
それでは、製品を見ていきましょう。
まずは、外箱です。
そして、本体です。
付属品として、色々なジョイントが入っていました。私の場合は、トリシティへの車載が目的ですので、以下のような組み合わせで使います。
SDカードは、推奨されているのが32~64GBなのですが、手元に128GBしかありませんので、とりあえずこちらを使用します。
トリシティに車載
トリシティへの車載は、スマホ用ポーチを取り付けているマルチバーホルダーに取り付けました。スマホ用ポーチを取り付けた時の様子は、以下の記事で紹介しています。
トリシティにスマートフォン用ポーチを装着、地図アプリをナビ代わりに使用
今回は、マルチバーホルダーの角度を、アクションカメラの撮影する方向に合わせて調整し、スマホ用ポーチを右側から左側に移設して、そこにアクションカメラを取り付けました。
左ミラーの根元に、アクションカメラとスマホ用ポーチを装着しているため、ちょっとゴチャゴチャしてますね。現状では、このような装着方法しかないため、当面はこれで様子見です。
走行時の映像
実際に撮影した動画はYouTubeにUpしていますので、こちらをご覧下さい。
使用してみてのレビュー
ここまで実際に使ってみた感想、気付いた点等をレビューしていきます。
撮影環境
主な撮影環境は以下の通りです。
- 解像度 1080P 30fps
- 手ぶれ補正 オン
- ビデオエンコード H.265
- ループ録画 オフ
- 感度設定 自動
カメラの性能としては、4K撮影も可能なのですが、動画編集の扱いやすさとファイルサイズの大きさを考慮して、1080Pにしました。また、30fpsというフレームレートですが、N-ONEに搭載しているドライブレコーダーも30fpsでるため、これに合わせてみました。
ビデオエンコードは、H.264かH265の2種類から選べます。H.265は、H.264の2倍の圧縮率があるため、こちらにしてみました。
ループ録画はオフです。これは、○分毎にファイルを分割して撮影してくれるものになりますが、とりあえずはオフで様子を見てみます。
感度設定は自動です。これは、明るい所と暗い所で感度を調整してくれるものになります。しかし、トンネルの出口では白飛びしますので、とりあえず自動にしておけばいいかなといったレベルです。
撮影した映像としては、きれいに撮影出来ていました。フレームレートが30fpsでるため、見る人によってはカクカクするように感じるかもしれませんが、私は特に気になりませんでした。
ただ、映像の右半分は、フロントのロングスクリーンの影響で、スクリーン越しでの映像になってしまいます。これは取付位置にもよるのかもしれませんが、現状では他に最適な取付場所もないため、仕方ないですね。
手ぶれ補正
このアクションカメラは、手ぶれ補正が優秀です。私がリサーチ段階で見ていた動画では、手持ちで走った状態でもブレブレにならないといった感じです。バイクへの車載を考えると、走行中は様々な振動が伝わるため、手ぶれ補正に優れたものを選びたいと考えていました。
手ぶれ補正については、設定でオンにしないと機能しません。実際に撮影した映像を確認すると、道路の継ぎ目を超えるような所ではちょっと跳ねるような感じがありましたが、それ以外ではバイクの振動でブレブレになるような事もなく、手ぶれ補正としては、非常に優秀です。
尚、私は1080Pでの撮影環境でしか検証していませんので、4K撮影した際にはどのようになるのかは不明です。
SDカードについて
このアクションカメラで推奨されているMicroSDカード(以下、SDカードと称します)ですが、Class 10以上、32~64GB、U3タイプ、SamsungかSanDiskの製品を推奨されています。しかし、手元にSamsungの128GBのものしかありませんでしたので、とりあえずこれを使う事にしました。フォーマットも出来て、直後に録画も出来る事は確認しました。
しかし、トリシティに車載して録画を開始して走り始めたのですが、小休止する際に録画を止めて電源をオフにした後、再び電源をオンにした際に、SDカードをフォーマットして下さいという表示が出ました。これを見た際には、フォーマットしたら録画したものが消えると考えたのと、そもそもここまでの映像録画が出来ているのは判断が出来なかったため、とりあえず撮影は中断しました。帰宅後にSDカードをパソコンにセットしたところ、録画データは確認出来たので、とりあえずパソコンにコピーしてから再びSDカードをアクションカメラにセットしました。そして、電源をオンにしたところ、フォーマットを促すメッセージは表示されませんでした。
何故こうなったのか、非推奨のSDカードを使用した事との因果関係は、わかっていません。当面はこのまま運用していって、例えば64GB以上の録画が出来るのかどうかについても併せて検証していきたいと考えております。勿論、このあたりは自己責任でやっていきます。
終わりに
アクションカメラ、AKASOのV50Xをトリシティに車載して、それで撮影した動画を通して気付いた点等をレビューしました。始めてアクションカメラを使うという方にとっては、この位の価格帯で性能もそこそこいい機種を選ぶのは有りだと考えております。
私としては、ようやくバイク走行動画を撮影する環境が整ったという事で、今後ツーリングで動画撮影したりする楽しみが増えました。これからは、バイクでの走行映像を流しながら、ツーリングレポートとか、バイクに関する話、その他もろもろの話を、YouTubeにUpしていけます。今までとは違った情報発信の仕方が出来る事に、ワクワクしています。
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