ゼルビスのインプレッション 歴代所有バイク3台目

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ゼルビスのインプレッション

3台目に所有する事になった、ゼルビスのインプレッションをします。

期間:1992年2月~1994年9月

総走行距離:約25000KM

写真は今回も北海道ツーリング道中で撮影したものです。改めて見返すと、荷物の積み方が異常だな~。

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ゼルビスを選んだ理由

選定動機としては、やはりVT250SPADAで自らの使い方に合ってないといった事など気に入らなかった点が色々とあり、それを解消させてくれそうな存在だなと思ったからです。また、これまでネイキッドモデルのバイクを乗り継ぎましたが、基本的にはこのようなカウル付きモデルの方が好みです。当時はカウル付きモデルと言えばレーサーレプリカを指していたようなもので、純粋にツーリングを楽しめそうなモデルとしては数少ない車種の1つでした。ある意味、待ち望んでいたスタイリングのバイクでした。

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VT250SPADAと味付けが異なるVツインエンジン

エンジンはVT250SPADAと同じVツインエンジンなのですが、味付けは全然違います。VT250SPADAより低速トルクがあり、全回転域でフラットなエンジン特性となっています。トランスミッションもワイド気味で、ツアラーを意識した感があります。でも、エンジン特性とうまくマッチして、街乗り、高速を問わず楽に走らせることが出来ます。

6速ギアでのクルージングは、高速道路巡航の80KM/Hでは約6000回転となり、VT250SPADAよりも低回転での巡航が可能です。ゼルビスの慣らし運転の回転数はVT250SPADAと同じく6000回転ですので、慣らし運転中でも高速道路を走行するのは可能でした。また、6000回転を目安にシフトアップしていくと、5速6000回転で70KM/Hに到達し、そのまま6速に上げて5300回転位で一般道を交通の流れに乗る事が出来ます。

また、VT250SPADAでは5000回転前後でちょっともたつくような感じがありましたが、ゼルビスではその辺りも改善されていました。ですので、6速でスピードが落ちた所からでも、意外と粘り強く走る事が出来ます。街乗り、一般道でのツーリング、高速道路と、様々なシチュエーションにおいて扱いやすいエンジンでした。

ちなみにエンジンの最高出力は、VT250SPADAは40ps/12000rpm、ゼルビスは36ps/11500rpmです。最大トルクは、VT250SPADAは2.6kg・m/9000rpm、ゼルビスは2.6kg・m/8500rpmとなっています。どちらも、ベースになったVT250Fが高回転高出力型のエンジンだった事を考えると、ゼルビスは特に低中回転域での出力向上を目指したセッティングになっているんだなと思われます。

机上で最高速を計算してみると、レッドゾーンは13000回転からとなりますので、173KM/H位になります。本気出すとスパーダよりスピード出せるんですね。いやいや、最高速がどうこうと言うより、普通に巡航している時のエンジンの余裕度合いを考えるための1つの指標になります。

燃費も航続距離もいい

燃費は、大体25~30KM/Lだったように記憶しています。そして、ガソリンタンクの容量が16Lもあるのです。航続距離だけで見ると、400KMはいけます。まあ、概ね300KM位で給油していましたので、その時点でガソリンが10L以上入るか、それより少ないか、これは走行シチュエーションによって変わってくるところです。目安として、高速道路を80KM巡航していると30KM/L位、北海道を走っていた時は33KM/L位だったように記憶しています。

ツアラーらしい仕上がり

荷物の積載能力も非常に高く、ロングツーリングではオプションのリアキャリアをつけていましたので、大荷物でも申し分ありません。走行中も、フロントカウル越しに流れてくる風が心地よく、これまで乗ってきたバイクがネイキッドであった事もあって、非常に快適に感じました。250ccながらにして立派なツアラーと呼べるでしょう。こういうバイクを待ち望んでいたので、ようやく巡り会えた気がしました。

足回りに難点あり

欠点を挙げるとしたら、足回りがやや弱い事です。荒れた路面とかでショックをうまく吸収しきれていない感じがしました。特に、フロントのサスペンションが柔らかく、シフトアップするごとにフロントが上下する感覚があったり、ブレーキングでは必要以上に前に沈み込んでいく感があります。全体的に素晴らしいバイクに仕上がったと思えるだけに、この点だけはちょっと残念でした。

ツーリングが楽しい

このバイクには2年半ほど乗りました。北海道に3回、九州に1回、その他に信州とかも走ったりしました。これまで所有してきたどのバイクよりも走り、愛着もありました。しかし、次のステップとしてやはり大排気量という欲望には勝てませんでした。とは言え、初心者からベテランまで必ず満足して頂ける最高の250ccツアラーだと、今でも自負しています。

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