はじめに
Majestyというハンドル名を名乗っておきながら、今乗っているバイクはヤマハのトリシティです。2014年10月から乗っていて、この記事執筆時点で7年以上も乗り続けている事になります。この間、トリシティにはいくつかのカスタムを施してきました。今回はその中から、フロントスクリーンについて紹介します。
ノーマルでは少々短い
トリシティに元々装着されているフロントスクリーンですが、ノーマルでもまあまあ悪くはありませんでした。そもそも、125ccという排気量だからこそ、そんなにスピードを出す訳でもなく、長時間の運転を想定していない、そう考えると、適度に風を流してくれる大きさで設計されているのかと思われます。実際に乗ってみると、確かに心地よい風に包まれるような感覚は悪くありません。しかし、これでツーリングをするとなると、この状態で長時間運転する事になるため、そうなるともう少し風防効果があった方が快適な走りを楽しめそうだと考えるようになりました。また、寒いシーズンに走るようなシチュエーションでも、やはり風防効果を求めたくなります。
ワイズギア製のハイスクリーンだと大きすぎる
フロントスクリーンを替えたいと思いまず最初に調べたのが、ワイズギアから発売されているハイスクリーンでした。しかし、まず価格が高い。当時の販売価格はきちんと覚えていないのですが、確か3万円弱だったかと記憶しています。(ちなみに当時のハイスクリーンは廃盤となっており、現時点ではハイスクリーンタイプ2というものが28,600円で販売されています。)
価格も高いのですが、問題なのはその大きさです。高さが、ノーマルが35cmに対して77cmと大きく、しかも上部が反り上がるような構造になっています。これだと、乗車時の目線にスクリーンが入ってしまう事と、風防効果はありそうだけど、その分空気抵抗も大きくなってしまいます。空気抵抗は、非力な125ccには仇となってしまいます。高いお金を払って満足出来ないポテンシャルを発揮出来ないかもしれないのは、ちょっと考えさせられます。
ワールドウォーク製のロングスクリーン
そんな中、色々と調べて辿り着いたのが、このワールドウォーク製のロングスクリーンです。これだと、高さが56cmとちょうどいいのです。しかも、このスクリーンを開発するに当たって、試作を繰り返したり、スタッフがテストライドして納得のいくものを商品化したという経緯にも好感が持てます。それでいて価格が7千円台という低価格。ワイズギア製品の約4分の1です。
商品についての詳細は、↓よりアクセスして下さい。
取付
取付は、ネジ4本で固定されているノーマルのスクリーンを外して、ロングスクリーンに交換したらネジ止めするだけなので、至ってシンプルです。ただ注意点として、ここのネジはプラスチック製なので、力を入れて締めすぎないようにする事です。とは言え、普通に固定されれば、問題ありません。ちなみに交換してから6年以上経過していますが、ノートラブルです。
ノーマルと比較してみる
どの位違うのかは、写真で見比べてみましょう。写真撮ったタイミングが違うので、背景が異なりますが、ご了承下さい。
ノーマルの状態
ロングスクリーン装着後の状態
スクリーンの高さが、ミラーと同じ位なのがわかるかと思います。ちなみにこのロングスクリーン、クリアとスモークがあって、私はスモークにしました。何となく、キッと締まった感じに見えるのがお気に入りです。形状的にも、スッと斜めに付いているがいいですね。
実際に使ってみた感想
乗車時の目線でスクリーンは殆ど気にならず、身体への風の当たり方も周りから包まれるような感じもあり、長い距離を走っても違和感はありません。また、フロントのライト周りから斜めにスッと付いている事もあり、加速時に空気抵抗を感じる事もありません。このような事もあって、燃費が悪くなるというような事もありません。価格の割りにはいい商品だと思います。
終わりに
トリシティのフロントスクリーンを、ノーマルからワールドウォーク製のロングスクリーンに交換した事について、解説させて頂きました。見た目も変わって、風防効果も改善されて、しかも安価で済んだのは、非常に良かったです。
製作メーカーが拘って作ったこのロングスクリーン、トリシティオーナーで、ノーマルのスクリーンだとちょっと不満、しかしワイズギアのハイスクリーンは高いって思っている方には、是非ともお勧めします。
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